「歯を白くしたい」「古い銀歯をきれいにしたい」「見た目も噛み心地も妥協したくない」そうしたご希望に応えるのが、当院の“精密審美治療”です。
審美治療というと、セラミックやホワイトニングといった“見た目を整える治療”のイメージがあるかもしれませんが、当院ではそれを「治療の仕上げ」ではなく、「基本治療の集大成」と考えています。
虫歯治療・歯周病治療・根管治療などの土台が整って初めて、本当に美しく機能的な口元を作ることができる、それが当院の目指す審美歯科です。
■ 精密審美治療の特徴
①マイクロスコープ・高倍率ルーペによる拡大視野での治療
当院ではすべての処置において、肉眼での治療を行いません。最大20倍の視野で観察できるマイクロスコープや高倍率ルーペを使用し、細かな部分まで確実に処置を行います。
たとえば、虫歯の取り残しや、詰め物・被せ物の適合不良などは、肉眼では気づきにくい場合もあります。拡大視野を用いることで、歯と修復物の境目や、微細な亀裂、歯石の付着まで把握できるため、治療の精度が格段に向上します。
また、治療中の映像は録画し、患者様にも後からご覧いただけます。「どんな治療が行われたのか」を視覚的に確認できることで、処置に対する理解と安心感につながっています。
ご自身の歯の状態を“見て知る”ことで、予防やセルフケアへの意識も自然と高まっていきます。
②ラバーダム防湿で治療精度と安全性を確保
治療中の歯に唾液や細菌が侵入するのを防ぐため、ラバーダムと呼ばれるゴムのシートで歯を隔離します。
この処置によって以下のメリットがあります。
- 根管治療の無菌的環境を保つ
- 詰め物や被せ物の接着力を高める
- 消毒液や器具が口腔内に触れるリスクを軽減する
ラバーダム防湿は、欧米の大学病院や専門機関では標準的な処置ですが、日本国内では導入率がまだ低いのが現状です。当院では、根管治療や接着操作を伴う処置では必ずラバーダムを使用し、再感染や再治療のリスクを最小限に抑えています。
また、治療中の安全性向上にも寄与しており、誤飲防止や器具による粘膜損傷のリスク軽減にも効果的です。ゴムアレルギーのある方には、ラテックスフリーのシートもご用意していますので、ご安心ください。
③CTによる立体的な診断と治療計画
当院では、国産メーカー・モリタ社製の高精細な歯科用CTを導入しています。
従来の2次元レントゲンでは確認できない、歯の根の形状・骨の厚み・神経の走行などを、立体的に把握することが可能です。これにより、補綴(ほてつ)治療だけでなく、インプラントや根管治療、抜歯の判断など、あらゆる診断精度が向上します。
また、CT画像を使って視覚的に治療内容を説明することで、患者様にとっても理解しやすく、不安を抱えにくい治療環境を整えています。
■ セラミック治療について
虫歯の範囲が広く、ダイレクトボンディング(CR)では対応が難しいケースや、古い金属の詰め物を自然な見た目に変えたい場合に、セラミックによる修復治療を行います。
- インレー(部分的な詰め物)
- アンレー・オーバーレイ(咬頭を覆う形)
- クラウン(歯全体を被せる形)
など、歯の状態やかみ合わせを診断し、必要な範囲をカバーする設計で進めていきます。
■ 治療の流れ(全2回)
【1日目】
- 麻酔を行い、ラバーダム防湿のうえ虫歯除去
- 象牙質の露出部はコンポジットレジンで保護(IDS処置)
- ラバーダムを外し、形成・型取り
- 仮歯を装着して終了
【2日目】
- 再度ラバーダム防湿
- 仮歯の周囲をエアフローで清掃
- セラミックの試適・色調確認・調整
- 歯とセラミック両方に接着処理を行い装着
- ラバーダムを外し、最終研磨で仕上げ
■ 費用・治療時間・通院回数
- 費用:1本あたり77,000円〜143,000円(税込)
- 所要時間:各回60〜90分
- 治療回数:基本的に2回で完了します
※詳細はお口の状態により異なりますので、初診時にご案内いたします。
■ セラミック治療のリスク・注意点
- 治療直後、一時的に歯や歯ぐきがしみることがあります
- 極端な強い力が加わると、セラミックが欠ける可能性があります
- 被せ物のため、歯を削る必要があります
これらのリスクについても、事前にしっかりとご説明したうえで、納得して治療に進んでいただいています。
■ まとめ
セラミック治療は、単に歯を白く整えるだけではありません。長期的に見た目と機能の両立を実現するために、いかに丁寧に、正確に治療を行うかが大切です。
当院では、マイクロスコープやラバーダム、CT診断を活用しながら、精密かつ安全な治療を心がけています。「見た目も噛み心地も妥協したくない」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。お一人おひとりに合った方法で、将来につながる審美治療をご提案いたします。
